2016年11月21日

自宅葬儀などで行なわれる座礼焼香

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最近では葬儀場などで通夜および告別式を執り行うお葬式が増えてきておりますが、それでも依然としてご自宅内のでお葬式を行われるケースも多くあります。いざという時にあわてないためにも、ご自宅でのお葬式におけるマナーを確認しておきましょう。殆どの場合には葬儀場でもご自宅でも式次第に変わりはありませんが、畳敷きの和室などに祭壇が設けられている場合には、香台の設置場所が和室になりますので、その場合には「座礼焼香」という呼び方をしますが、座ったままでお焼香をするようになります。

基本的には立ったままで行う場合と違いはありませんので、特に心配するほどではありません。但し、焼香前にご遺体およびご遺族に一礼をするのは、座布団に上がる前に礼をするのがマナーです。また、順番がきて祭壇前に移動する際には、立ち上がって歩いて移動するのではなく、中腰でにじりよって移動するようにしましょう。抹香の落とし方については宗派ごとに異なりますので、これが正解というものはありません。

小さな齟齬に関しては許容範囲内とされるケースが殆どですから、あまり神経質にはならなくても良いとされています。