2019年11月09日

宮路へのお礼の表書きは薄墨ではなく濃い墨で書く

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お寺と比べた際に神道のお葬式は費用的に安いとされていますが、宮司へのお礼はいくら包むべきかなどは迷うところです。仏式であれば外套をするのはお布施ですが、神道では御祭祀料と呼んでいます。祭祀をつつがなく無事にしていただくことでの、遺族からのお礼の心が込められている謝礼です。

御祭祀料と表書きに書くことができますが、ほかにも御玉串料と書いても構いません。お葬式に出る際にお香典を持参しますが、その際の表書きとしても御玉串料は使用しても良い書き方です。祭壇には神様に様々なものがお供えされますが、その代わりになるのも御玉串料、そであり、御祭祀料は謝礼をする際の表書きとして最も使用をされています。

薄墨を使用するのがお香典ですが、それと一緒に考えてはいけません。お礼をする際には薄墨を使わずに、必ず濃い墨を使用して書くことです。神様のところへ帰るといった、お祝い事の意味合いを含みますので、神式の場合だと葬儀祭も通夜祭りも、書くときには祭の文字を忘れません。

葬儀祭及び通夜祭への参列時には、持参をするお香典の表書きには薄墨を使います。宮司への謝礼は濃い墨ですが、通夜祭などで渡すお香典は遺族当てなので使うのは薄墨です。