2018年12月30日
社会人のマナーとして、葬儀の服装にはどのようなものを選べばよいのか知っておくことは大切です。特に女性の場合は洋装や和装など様々な選択肢が用意されているため、ポイントをしっかりと押さえておくようにしてください。
遺族や親族、喪主として葬儀に参列するのであれば正式な礼装を着用します。洋装の場合ワンピースやスーツを着ますが、素材としては黒無地のウールかシルクで作られたものを選びます。和装の場合は染め抜き五つ紋の付いた黒無地の着物で、帯や草履も黒いものにします。
足袋や長襦袢、半襟には白色を選び、帯留めや髪飾りなどのアクセサリー類を付ける必要はありません。一般参列者として葬儀に参列する場合には、正式礼装よりも自由度が高くなります。自由だからと言って何でも許されるというわけではなく、地味な装いを心がける必要があります。スカートの丈は短すぎたり長すぎることがないようにし、膝がちょうど隠れるくらいの長さが最適です。また派手すぎるメイクも避け、顔色が悪く見えない程度に薄化粧を心がけるようにしてください。薄化粧が良いからといってノーメイクで参列するのは、逆にマナー違反になってしまうので注意するようにしてください。