2018年10月29日
社会人になると、覚えておかなければならないマナーがたくさんあります。たとえば、葬儀に参列する際のマナーです。遺族に対してはもちろんのこと、周りに対しても失礼のないように、作法をしっかり頭に入れておくことが大切です。
また、葬儀には、服装に関するマナーもありますので、覚えておくようにしましょう。お葬式に参列するときの服装は、黒い色の装いが基本です。男性はブラックフォーマルのスーツを着用し、ネクタイや靴下、靴といった小物も黒い色のアイテムでまとめましょう。
また、Yシャツに関しては、柄物や色物は避けて、白を選ぶのが常識です。ただ、出先に急に訃報を聞き、喪服に着替える時間がないときは、紺色などできるだけ暗い色のスーツを選ぶようにすることが大切です。そして、女性はスーツやワンピース、アンサンブルといったブラックフォーマルの他、和装の際も黒い着物を選ぶのが基本です。洋装の際の持ち物のバッグやストッキングは黒い色のものを選び、靴は装飾品がついておらず、光沢のない素材のものを選ぶようにしましょう。和装の場合も同様に、帯やバッグなどを黒い色のアイテムに統一しましょう。ちなみに、季節によって、暑くて上着を脱ぎたくなることがありますが、お葬式の際は、肌の露出をできるだけ避けるのが基本です。そのため、暑くても必ず上着を羽織ることを頭に入れておきましょう。